ARTHUR ADAMS / I Love, Love, Love, Love, Love, Love, Love My Lady
LP (A&M SP-4752)
Producer: Stewart Levine, Rik Pekkonen

ウェスト・コースト・ソウル/R&Bのセッション・ギタリストとして60年代から現在まで活動を続けているアーサー・アダムスのキャリアには、ブラック・ミュージックの様々なおもしろさが詰まっている。
ヴォーカルにも朴調とした良き味わいがあり、60年代初頭からR&B~ソウル曲をいくつかシングル作品として発表し、アーサー・K.アダムス名義でモダン・レーベルにブルースも遺した。
またクルセイダーズがジャズからファンキー/ソウル/ポップ・シーンにクロスオーヴァーし始めた頃の専任ギタリスト(つまりラリー・カールトンの先輩にあたる)であったのが、アダムスだ。
彼本人がシーンの縮図、としてもいい。
リーダー・アルバムはブルー・サム/ファンタジ -/A&Mで4枚作っているが、あえて1作選ぶとしたらこのA&M作となるか。
腕達者なセッション・メンを集め、ゴージ ヤスに成熟したウェスト・コースト・ブラック・コンテンポラリー・サウンド79年版を表してみせた。
また72年のデビュー・アルバム”It’s Private Tonight”(Blue Thumb 43)も捨て難い。
転載:U.S. Black Disk Guide©高地明

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