LP (Columbia FC-34879)
Producer: Verdine White

人気絶頂のEW &Fがカリンバ・プロダクションを設立。
アーティスト育成に乗り出したのは76年頃のことだったが、中ても一番成したエモーションズやデニス・ウィリアムスに比べ、実績こそなかったものの、はるかにソウル・ファンの気を引くのがこのポケッツである。
そもそもヴォーカル・グループの伝統の強かったボルティモアの出身なので、コーラス・グループ的な味わいも強く、3枚目の“So Delicious” (ARC 36001)では「ラ・ラ・ミーンズ・アイ・ラヴ・ユー」を取り上 けているほどだったが、内容的には77年の1枚目がベスト。
インストのA(4)、B(4)のような曲になると、さすがにアース色が濃くなるが、歌が入ることによって独自の路線に落ち着く。
フアンク・ナンバーはA(1)とB(1)があるが、むしろ前者に親しみが持てる。
バラードではA(3)とB(3)がかなり良く、ラリー・ジェイコスのリードが非常に映える。
リーダーはキーボードのアル・マッキニーという紛らわしい名の男だが、80年代の声を聞くと同時に、アース共々沈没してしまったのは残念だった。
転載:U.S. Black Disk Guide©鈴木啓志


コメント